icuniicuの長いツイート

どうも、@icuniicuと申す者です。Twitterに書きづらいツイートをもっと自由に呟きます。

オランダ人の会話に隠された「ナイス・ゲーム」

オランダ人は「イイ人」

オランダに来てすぐ、オランダ人って優しいという印象を持った。道行く人に笑顔で"Hi"って言えば、笑顔で"Hi"って返ってくる。こだまでしょうか?いいえ誰でも。誰でもこんな感じだった。ベンチで一人でひなたぼっこしてたら、通りがかりの人に「いい天気だね」と話しかけられるみたいな。

これはオランダ人の国民性なのだろうか?大抵のオランダ人は単純に優しいというということなのだろうか?

 

オランダ人の「ナイス・ゲーム」

最近仲良くなった中国人のビン(オランダ滞在歴3年?)が彼の意見を話してくれた。

  • オランダ人は知らない人にも笑顔で話しかける。仲良くない相手にも仲良さげに話す。これは過剰に良い人を演じようとしているようにも見える。例えば就職の説明会などに行っても、笑顔が飛び交っている。本来、敵ともとれる同期とも仲良さそうに話している。企業の担当者と生徒には力関係があるはずだが、ここでも笑顔が飛び交っている。自分を「いい人」だとアピールする「ナイス・ゲーム」が行われていた。
  • オランダ人大学生の約30%が「鬱傾向」にあるという記事を読んだことがある。また一見充実した生活を送っているように見えても、家庭に問題を抱えている友人を知っている。オランダ人の学生はパッと見リラックスしているように見えるが、笑顔の裏があるように思える。

というようなことだった。

 

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寛容さが美徳?

なんで過剰に「いい人」を演じようとするのだろうか?その辺の心理は僕にはよくわからない。けどヒントのようなものは経験したかもしれない。

 

フランス人に物を借りたとき、僕は何かお返しをしようとした。しかしそのお返しをガチなトーンで断られた。理由を聞いてみると、「寛容であるということが美徳になので、もしお返しを貰ってしまうと『見返りを求めている人』みたいになって、寛容に見えないから」というようなことだった。

この経験を知り合いのアジア人に話すと、「フィンランド人も似たようなことを言っていた」と教えてくれた。

寛容さを美徳とする文化がヨーロッパ周辺にあるのだとしたら、オランダの「ナイス・ゲーム」もなんとなく説明がつくような気がする。オランダ人は「寛容な人」≒「誰とでも仲良く話せる人」に見られたいという気持ちがあり、それが「ナイス・ゲーム」を引き起こしているのではないか。

 

 オランダ人が「イイ人」だから、めんどくさいこと

大半のオランダ人は「ナイス・ゲーム」に参加している。だからめんどくさいと思うことがある。それは本当にいい人、実は僕のことをどうでもいいと思っている人、スマートな人、クレイジーな人など、態度から相手の本心/性格を見抜くのが難しいということだ。もちろん数分話せば何となく分かるものだが、ぱっと見では分からない。

最初は笑顔でいい奴じゃんって思ってた人からクレイジーな言葉が飛び出してくる衝撃はでかい。一度会話を始めてしまうと、キリのいいところまで話さないと離れられない。しばらくはクレイジーな人の意見を聞いて「うんうん」言ってなければならないので面倒だなと思ったことがあった。

 

でも

でも言うてそんなにオランダ人とコミュニケーション取ってないし、オランダ人のことは全然分からないという感じがしている。その一方アジア人の考えていることは何となく理解できるので気楽に話せる。アジア人の友達ばっか作ってる。ヨーロッパの人の考え方ムズイ。理解するためにはもっともっと時間かかると思う。